ISAK
録画してあったカンブリア宮殿を観る。ゲストは、ISAKという高校の代表理事、小林りんさん。
小林さんがフィリピンでユニセフの仕事をしていた時に、現地の格差を目の当たりにしショックを受け、貧しくて教育を受けられない子どもたちを救いたいという思いからスタートしたそうだ。
小林さんは資金ゼロの状態から寄付を募り、およそ15億円を集めたそうだ。
ヴィジョンを語り、人を巻き込む。
凄いなー。
優秀な先生方も、以前の職場より少ない給料でも、理念に賛同して色んな国から日本に来て働いている。
リーダーシップを学べることがこの学校の特色のひとつで、小林さんの言った"行動を起こせる人""チェンジメイカー"という言葉が印象に残った。
小林さん自身、まさにチェンジメイカーだと思う。行動を起こせる=リスクを冒せる、とも言えるかな。
状況を変えたいなら声をあげる、行動を起こす。
黙ってじっとしていたら、敵は出来ない代わりに、味方も、応援してくれる人も出来ない。
色んな国の現状を見ると、日本を客観的に見られるようになって、問題意識も生まれるし、それが行動の原動力になるんじゃないかな、と感じた。
色んな国から生徒を受け入れているこの学校では多様性が学べる環境だと思う。当たり前に感じていたことが、実はとても恵まれていたと気づくこともあるかもしれない。
国際教養大学とかISAKの存在は、今までの日本の教育に対するカウンターみたいでとても興味深いな。
不完全なリーダーが、意外と強い。 「チーム」だからこそ、できることがある (ノンフィクション単行本)
- 作者: 小林りん
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/06/24
- メディア: 単行本
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